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紫根の色の変化


紫根を漬け込んだオイルです。紫根 オイル
綺麗な赤!

これに水酸化ナトリウム水溶液を加え、
アルカリ性に変化すると青紫になりました。
紫根 生地
赤リトマス試験紙と同じような色の変化です。
調べたところ、紫根の色素成分シコニンと、
リトマス試験紙の色素成分リトマスの構造式は全然違いました。
シコニンはナフトキノン系、リトマスはβーヒドロキシオルセイン。
ちなみに同じような色の変化をたどるアントシアニン系も違いました。
(参考:キリヤ科学HP)
面白い!構造式見ているとやめられなくなります。

ソーパーさんのブログでこの色の変化はお見かけしていたのですが、
実際目の当たりにするとやっぱり興味深いですね!

大学時代は化合物の同定のために比色定量などもしていたので、
このような色の変化は日常茶飯事だったのですが・・。
それが遠い昔のように、本当に新鮮でした。
サボらないでもっと勉強しときゃ良かったと、
こんなところで後悔です。



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ウルトラ抽出(カモミール・ラベンダー・ローズマリー)


3種類のハーブをウルトラ抽出しました。
ウルトラ抽出中
ハーブ(今回はカモミール、ラベンダー、ローズマリー)を無水エタノールで湿らせ、
1晩置いておき、翌日オイルを注ぎ、さらに数日浸出させました。

湯煎でエタノールを気化させます。
ウルトラ抽出エタノール飛ばし中
急激に加熱すると突沸するので(エタノールの沸点は78℃)、
初めは70度前後を保ちながらある程度飛ばし、
後半は80度前後を目安に加熱しました。
アルコール臭がほぼなくなるまで1時間強かかりました。
あまりに時間がかかったので、次回は浅い容器を用い、
エタノールの沸点前後で蒸発させます。
(エバポレーターが欲しい・・・。)

出来上がったオイルがこちら。
ウルトラ抽出後
抽出される成分が違うため、3種類ともオイルの色が違います。

ウルトラ抽出出来上がり
こちらがわかりやすいですね。
ハーブによって石けんにどのような違いが生まれるか、とても楽しみです。


今回の抽出作業は大学時代の研究を思い出し、とても感慨深いものとなりました。
研究材料はオシャレなハーブ・・ではなくオオイタドリ、
操作も穏やかに湯煎・・・・ではなく、エバポレーターでがっつりでしたが。
釣り人以外には厄介な雑草でしかないオオイタドリにも、
ちゃんと有効成分が含まれていることに驚きですよね。

オオイタドリの抽出は、有機溶媒を使ってエバポレーターで減圧濃縮、
その後収率を求め、成分分析・定量の毎日でした。
エタノールや水にも成分は抽出されますが、
やはり無極性の溶媒は強いです。それを考えるとちょっと切ない・・。
溶けるので、もちろんマニキュア禁止です。
研究所に就職したので、そっちの方がもっと厳しかったですけど・・。

まさか10年後も自宅で抽出作業を行なっているとは、
当時は想像もしておりませんでした。
ただ、実験も、突き詰めて考えることも好きなので、
あながち外れてはいないかもしれません。
人生無駄は無し、後で必ず役に立ちますね。
色々と回り道をしておりますが、それも後々何かの糧になると信じて、
日々前進、突き進むのみです。



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